今日の献立は「ポークストロガノフ、杏仁豆腐(あんにんどうふ)、コーヒー牛乳」でした。
おしゃれなイメージのあるメニュー「ビーフストロガノフ」。自宅で作るのもむずかしいし、あまり親しみのある料理じゃないですよね。そこで、ビーフストロガノフについて調べてみたら、実は「ビーフ」が牛肉のことじゃないという衝撃の事実がわかりました。
※ビーフストロガノフはロシアの郷土料理で、牛肉を使った煮込み料理のことを言います。
ところで「ストロガノフ」って何って疑問をもった人もいるでしょう。調べてみたら、ビーフストロガノフ誕生には諸説ありました。「ストロガノフ家」の当主が考案したという説、「ストロガノフ家」に雇われていたコックさんが誤ってソースを焦がしたことによって誕生したとする説、年老いて歯の抜け落ちた「ストロガノフ伯爵」のために、ビーフステーキの代用として考案された説などです。どの説にも共通しているのはどれも「ストロガノフ家から生まれたという事」なので、その点は確かなようです。
また、ビーフストロガノフは、当たり前のように「ビーフ=牛肉」だと思っていましたが、実はビーフストロガノフの「ビーフ」は牛肉じゃないようです。ロシア語で「○○風」「○○流」といった意味となる言葉が「ビーフ」の部分にあたるのだそうで、ロシア語で「〇〇風」を意味する「ビフ」の誤植なんだそうです!このことから「ビーフ」は牛肉を指す言葉ではないことがわかり、驚きました。「じゃあ牛肉料理じゃないんじゃん!」「牛肉を使わなくても作れるの?」といった意見が出てきそうですが、そもそもビーフストロガノフは牛肉を使う料理なので、牛肉を使うのが正しいビーフストロガノフなんだそうです。ですから今日の給食の献立は「ポーク(豚肉)ストロガノフ」なのですね。
今日も美味しくいただきました。ごちそうさまでした♪