今日の献立は「ツイストパン、てりやきチキン、ほうれん草のソテー、コンソメスープ、牛乳」でした。
さて、6月18日に限らず、毎月18日は、「ホタテの日」です。ホタテの「ホ」を分解(ぶんかい)すると「十八」になることから、青森県漁業協同組合連合会(あおもりけんぎょぎょうきょうどうくみあいれんごうかい)とむつ湾(わん)漁業振興会(ぎょぎょうしんこうかい)が定めました。最初は、ホタテの旬であり陸奥湾(むつわん)の「むつ」=六つに通じる6月の18日でしたが、後に毎月の記念日に拡大(かくだい)したということです。
「帆立貝(ほたてがい)」の語源(ごげん)は、この貝が移動(いどう)する時、舟の帆(ほ)の様に殻(から)を立てて移動する姿から・・・と言われています。しかし実際(じっさい)は少しちがうようです。移動方法は貝柱を使って殻を閉じるときに、噴射口(ふんしゃこう)から海水を勢いよく吐き出して前へ進みます。一度の噴射で2㍍近くジャンプするそうです。この跳躍力(ちょうやくりょく)を可能にするため、貝柱が発達しその恩恵(おんけい)を私たちは受けているわけです。
日本で一番消費量(しょうひりょう)の多い貝と言えば、アサリでもシジミでもカキでもなく、ホタテ貝です。古くは5千年~7千年も昔の貝塚(かいづか)からホタテ貝の貝殻(かいがら)が出土(しゅっど)しています。縄文時代にはホタテ貝はすでに重要な食料だったようです。現在に至っては、他の貝類を圧倒する漁獲量と、貝柱の旨味、栄養価の高さ、さらに姿の美しさから「貝類の王」、「海の貴婦人」と賞賛(しょうさん)されています。
今日の給食も美味しくいただきます♪