今日の献立は「チャーハン、とり肉のから揚げ、中華(ちゅうか)サラダ、牛乳」でした。

 

 

 

 

さて、今月(6月)は「食育月間(しょくいくげっかん)」です。食育月間は、国が定めた「食育推進基本計画(しょくいくすいしんきほんけいかく)」により、平成18年から始まったもので、平成23年3月に制定された「第2次食育推進基本計画」の中でも、毎年6月が「食育月間」と定められました。家庭、学校、地域、職場など社会全体で、国民的な拡(ひろ)がりをもって、食育推進に取り組んでいただくために設(もう)けられた「強化月間」です。

学校では、「食育」を生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎と位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てたいと考えています。また、食をめぐる課題の解決に、「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要」と捉え、取り組んでいます。

食育によって身に付けたい「食べる力」には、食事を通じて「心と身体の健康を維持できること」、「食事の重要性や楽しさを理解すること」、「食べ物を自分で選択し、食事づくりができること」、「家族や仲間と一緒に食べる楽しみを味わうこと」、「食べ物の生産過程を知り、感謝する気持ちを持つこと」などが含まれます。これらは、子供のころから家庭や学校、地域など様々な場所で学び、身に付けていくものです。そして、大人になってからも生涯にわたって実践し、育み続けていくものです。さらに大人には、そうした食の知識・経験や日本の食文化などを「次世代に伝える」という役割もあります。一人一人ができることから「食育」を始めましょう。