今日の献立は「スパゲティナポリタン、ふわふわたまごのスープ、もものタルト、ぎゅうにゅう」でした。

さて、今日から暦(こよみ)の上では、梅雨(つゆ:晩春(ばんしゅん)から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる気象現象(きしょうげんしょう))入りです。入梅は、梅雨の季節に入る最初の日で「にゅうばい」と呼び、その日から約30日間が梅雨です。梅の実が熟する頃に雨季に入ることから入梅といわれるようになったとか、この頃は湿度が高く黴〔かび〕が生えやすいため「黴雨〔ばいう〕」が転じて梅雨になったともいわれています。しかし、実際(じっさい)は毎年同じ日に梅雨入りがくるわけでは無く、地域や気候によって差が生じるため、気象庁の出す「梅雨入り宣言」が梅雨入りの目安になっています。

この時期気をつけたいのが「熱中症(ねっちゅうしょう)」です。梅雨の時期は湿度(しつど)が高いため汗が蒸発(じょうはつ)しにくく、身体に熱がこもりやすくなっています。またまだ身体が暑さに慣れていないため、体温調節をする準備が不十分となっているのも熱中症を引き起こす原因の一つです。特に梅雨の晴れ間や梅雨明けの時期は要注意です。

対策として大切なのは、こまめな水分補給です。人は身体の60%が水分でできています。身体の6%の水分を失うと頭痛や体温の上昇などの脱水症状(だっすいしょうじょう)が現れます。強い喉(のど)の渇(かわ)きを感じるころには、すでに2%の水分が失われています。そのため、喉が渇いたと感じる前に、こまめな水分摂取(すいぶんせっしゅ)が大切になります。人は寝ているときでもコップ1杯の汗をかいていますので、就寝前(しゅうしんまえ)と起床時(きしょうじ)にそれぞれ1杯、お風呂に入る前にも1杯水を飲むようにしましょう。また、出かけるときには常に飲み物を持って行き、いつでも水分補給ができるようにしておきましょう。