◇さくら小の皆さん、おはようございます! 検温と健康観察はできましたか? 規則正しい生活を送ることで、自分をコントロールできるようになるという「最大の武器」を手に入れるため、今週も自分で予定を立てて実行できるようがんばりましょう!
さて、表題でも紹介したとおり、「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂(ごろ)合わせから「ことばの日」だそうです。この記念日はもともと制定した団体や目的は定かではなかったのですが、その後、「横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座 言葉の企画2019」の企画生らが同名の「ことばの日」を制定し、記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付は言葉の「葉」が5月の新緑の瑞々しさを表しているとの思いと、「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂合わせから今日が選ばれたそうです。「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人とが通じ合えることに感謝し、「ことば」で暮らしをより豊かにすることが目的です。漢字の「言葉の日」ではなく、ひらがなの「ことばの日」としたことには手話や点字など広い意味での「ことば」を知ってもらいたいとの思いが込められています。
◇そういえば、古今和歌集に
「やまと歌は 人の心を種として、よろずの言の葉とぞなれりける」
という一首があります。「言の葉」とは人の心を種として表れた「葉」であると解釈されています。人の心は見えませんが、口から出た「言の葉」によって、それに託(たく)された人の思いを知ることができるということなんですね。
◇今日は、「ことば」を大切に使い、人と人が通じ合えることに感謝しながら過ごしたいと思います。