今日の献立は「ごはん、鶏肉のから揚げ、切り干し大根の炒め煮、カボチャのみそ汁、牛乳」でした。

切り干し大根の歴史は古く、江戸時代から食べられていたと言われています。現在は宮崎県が全国でも有数の切り干し大根の産地ですが、当時は尾張物(おわりもの)といって愛知県が主な生産地だったようです。やがて明治時代に青首大根とともに宮崎県に切り干し大根を作る技術が入ってきて、昭和になると切り干し大根の本格的な生産が開始されたそうです。今では、宮崎県が全国の切り干し大根の90%を生産、全国一位の産地になったようです。

日本には、古来(こらい)より日本人の食生活に根ざした保存食(ほぞんしょく)がたくさんあります。今ほど流通(りゅうつう)が発達していなかった時代、収穫(しゅうかく)したものを乾燥(かんそう)、保存して栄養(えいよう)を摂取(せっしゅ)してきた先人の知恵であると言えます。

今日は、中﨑先生が大好きな「唐揚げ」も美味しくいただきました。ごちそうさまでした♪