今日の献立は「五目ご飯、ぶたのしょうが焼き、きゅうりのごま酢あえ、牛乳」でした。
「食育」という言葉は、明治時代の医師・石塚左玄(いしづか さげん、1851年3月6日〜1909年10月17日)が著作(ちょしょ)のなかで記(しる)した「体育智育才育は即ち食育なり」という一文に由来します。石塚左玄は「玄米・食養」の元祖で、栄養学がまだ学問として確立されていない時代に、医食同源(いしょくどうげん)としての食養(しょくよう)を普及し、食育を提唱(ていしょう)しました。
「食育基本法」の前文には、「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの」と明記され、特に子どもたちに対する食育については「心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるもの」と位置付けられています。また、「「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる」ことであるとされています。
毎月19日の「食育の日」には、望ましい食習慣を身につけられているか、一人一人が振り返ってみましょう。