◇さくら小の皆さん、おはようございます! 検温と健康観察は終わりましたか? お家の人にみんなの様子を聞くと「元気ですが・・・(残念ながら生活リズムは乱れています)というお話をされる方が、多いように感じました。25日(月)は「登校日」です! 皆さんと再会できることを先生方は楽しみにしています。また、臨時休業中「校長からの宿題」で出した「折り鶴プロジェクト」の折り鶴も「400」を超えました。登校日に持ってこられる人はお願いします。◇さて、今日は人間はもちろん、地球上の生き物すべてがもっている「体内時計(たいないどけい)」のお話をします。私たちが時間として使っている「1日約24時間」というのは、地球が1回転するリズムから決められています。しかし、私たちが体の中にもっている「体内時計」は、24時間より1時間長い25時間だということがわかっています。長い休みになると朝、起きる(目覚める)時刻が遅くなるのは、この1時間のずれがあるからなのです。時刻・時間を意識して生活していないと、どんどんずれて「昼と夜が逆転してしまう生活」になってしまうのです。◇少し難しいお話になりますが、体内時計には、脳にある「親時計」全身の隅々の細胞にある「子時計」の2種類があり、親時計と子時計は神経やホルモンと連動し、体のバランスを整えたり、病気から体を守ったりする働きなどをしていると考えられています。このため、不規則な生活が続くと、体内時計に異変が生じ、狂わせてしまいます。日中「ぼーっと」してしまったり、体が思うように動かなかったり、病気にかかりやすくなったりしてしまうのはこのためです。
実は「体内時計」はリセットできるのです! 少し期間(2週間~2ケ月)はかかりますが、体内時計が本来刻むべきリズムに戻すことができます。リセットするためにやるべきことが3つあります。まず、体内時計をリセットできるのは、朝だけですから覚えておいてください。やること1つ目、起きる時刻を一定にすることです。やること2つ目、起きてから1時間以内に朝食をとることです。(朝食で糖質とたんぱく質をセットでとると更に効果的です)やること3つ目、適度な運動です。(寝る前のストレッチなどは効果があるそうです)
◇少し難しい話をしましたが、「早寝・早起き・朝ごはん・朝トイレ」の習慣は、毎日、体内時計をリセットして健康で過ごすためには、必要なことだということです。臨時休業中ダラダラ過ごしたなと思ったあなたは、今日から学校再開に向けて、体内時計をリセットしましょう!!