◇さくら小の皆さん、おはようございます! 検温と健康観察はできましたか? 6月1日(月)からの学校再開に向けて、家庭学習課題が提出できるように取り組むとともに、生活リズムを整えて過ごすようにしましょう。また、「幸手市あったかハート応援プロジェクト」の往復はがきは届きましたか?先生方が一生懸命書いてくれました。往復はがきになっていますから、書き方をお家の人に教えていただいて、返信してくださいね。
◇さて、突然(とつぜん)ですが「なぞなぞ」は好きですか? さくら小でもお昼の放送でよく流れていましたよね。楽しそうに答える声が聞こえていましたよ。実は、「なぞなぞ」には言葉の面白さを知ること、語彙(ごい)を豊富(ほうふ)にすることにたいへん効果的(こうかてき)で、ゲーム性があるからこそ、脳(のう)に多くの刺激(しげき)を与えてくれるんです!そこで、今日は頭が良くなる理由をお話します。
【理由➀】脳を効率(こうりつ)よく働(はたら)かせるためには、「うれしい」「楽しい」「わくわくする」など、プラスの感情(かんじょう)が伴(ともな)うことが大事です。神経伝達物質(しんけいでんたつぶしつ)であるドーパミンが分泌(ぶんぴつ)され、脳は新しい情報をどんどん吸収しようとします。だから「たのしい」、とけて「うれしい」という気持ちで頭が良くなります。
【理由②】できる問題ばかりが続くと、脳はできることに慣れてしまい、次の問題に挑戦(ちょうせん)しようとする「やる気」が薄(うす)れてきてしまいます。とけなくて悔(くや)しい思いをすることで、「できるようになりたい!」という気持ちが生まれ、意欲(いよく)が続(つづ)くのです。だからとけなくて「悔しい」という気持ちで頭が良くなります。
【理由③】なぞなぞの問題を見たとき、「これははじめて見る問題か」「前に見たことがあるか」などと、脳は記憶(きおく)をさかのぼります。この、過去(かこ)の経験(けいけん)と比(くら)べるという作業をするとき、頭はとてもよく働きます。だから思い出すことで頭が良くなります。
【理由④】なぞなぞをしていると、問題や答えを覚(おぼ)える、回答パターンを覚えるなど、脳はどんどん新しい情報をインプットしていきます。さらに、人に問題を出す(アウトプットをする)と、脳はそれを大事な情報だと認識(にんしき)して、情報を記憶(きおく)に定着(ていちゃく)させます。記憶力を高めるには、この「インプット」と「アウトプット」を繰り返すと効果的といわれています。
◇なぞなぞ遊びは、このようにたくさん脳を働かせるので、物覚えがよくなる、情報処理がはやくなるなど、「頭がよくなる」要素がたくさんあるといえるのです。そこで、「脳トレ」のつもりでお家の人と「なぞなぞ」に挑戦してみましょう。
【第1問】「ショートケーキの日」というのがあります。(本当です!)それは毎月22日です。なぜ、22日がショートケーキの日なのでしょう? (ヒント ショートケーキの上には必ず何がある? じゃあ、22日の上には?)
【第2問】「かけたり」「たったり」「つぶしたり」するものってなんでしょう?(ヒント 「たったり」がポイントです。答えは物ではないですよ!)
【第3問】タクシーを止める時は、手を挙(あ)げて止めますが、山本さんは手が不自由でもないのに、足で止めるそうです。一体どうしてでしょう?(ヒント 山本さんはだれ?何をしている人?)
【第4問】ずーっと、車にのっているのはなにじんでしょうか?(ヒント 本当にずーっとのっています。のっていないと車はうごきません)
【第5問】オスのかえるは勇(いさ)ましく「グワッグワッ」と鳴いて、メスのかえるは「ケロケロケロ」とキレイに鳴きます。では、子どものかえるは何と鳴く?(ヒント かえるの子は?)

 

……いかがでしたか?ぜひお家でも「なぞなぞ」を楽しんでくださいね。あっ、答えは明日のブログで発表します。お楽しみに!!